大人でも子供でもあいさつされると嬉しいものです。朝、相手から元気よく「おはようございます」とあいさつされると一日のスタートが爽やかなものになります。校舎の中ですれ違うときにも、あいさつしてくれる子がいます。違うスラスや違う学年の子であっても印象に残ります。度々繰り返されれば顔も覚えます。そのうちに会話もするようになります。
テレビで事件があったときに、被害者であれ加害者であれ、あいさつをしてくれる子だったとか、あいさつもしない人だったとか、言っていることが多いような気がします。あいさつが人柄の一要因であるかのような。あいさつをきちんとする人はいい人と位置づけられているような気がします。
子どもたちに、地域の方や交通当番などで見守ってくださる方にあいさつをしましょうというときに話すことがあります。「いつもあいさつをしている子は、何かあったときに助けてもらえるよ。」あいさつをしていないからと言って、子供が困っているのに知らん顔をする大人はいないと思いますが、あいさつをかわす顔見知りの子であれば、何かいつもと様子が違えばわかるだろうし、声もかけやすいです。
近所にとても爽やかなあいさつをする男の子がいました。小学生から中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても変わらず爽やかなあいさつをしてくれていました。とても印象が良いです。あいさつをするとファンが増える、味方が増えるというと語弊があるかもしれませんが、良い印象を持ってもらえることは確かかなと思います。
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