オリンピックで元気に　

　オリンピックの開催には、本当にいろいろな意見があると思いますが、私は、テレビで楽しんでいます。

　自国開催なので時差がないのが嬉しいです。他国での開催だと深夜や早朝に競技が行われることも多く、次の日やその日の日中のことを考えるとなかなか多くを見ることができませんでした。今回は、日中から夜にかけて行われるので、夕食を取りながら見たり、食後にゆっくり見ることができます。

　放送されている種目も多いような気がします。今までよく知らなかった競技も多く、こんな競技があったのかと驚かされます。中には、ルールのよくわからない競技もあります。その一つが空手の型。どんな基準で勝敗が決められているのか、謎です。決まった動きをしているようなので、体操に近いのかなとも思いますが、どうなのでしょう。会場の独特の緊迫感がテレビの画面からも伝わってくるようで、不思議な感じでした。

　スケートボードも10代の若い選手たちが、のびのびと演技をしていて、よかったなあ。演技後にみんなでお互いの演技を称え合ったり、ミスした選手を励ます姿もとても素敵でした。今はまだ、メジャーな競技ではないと思いますが、これでスケートボードを始める子供たちが増えるのではないかと思いました。

　フェンシングも決勝で勝つところを見ていました。これまで見たことのなかった競技なのでルールもわかりません。でも解説の方や実況の方がわかりやすく説明してくれるので、楽しくドキドキしながら見ることができました。

　いろいろな競技の解説の方たちからは、その競技を知ってもらいたい、応援してほしいという気持ちが伝わってきました。がんばっている人達の姿を見ると元気が出ます。直接見に行くことはできませんでしたが、テレビの前で応援していました。メダルが決まったときは、夫とハイタッチして喜びました。職場でも、オリンピックの話で盛り上がったり。オリンピックの選手たちのがんばっている姿を見て、元気をもらっている人はたくさんいるのではないかと思います。