山に登ってきました。雲のないとってもいい天気。風は少しあって、気温も低かったので、少し寒かったのですが、気持ちの良い日でした。
山から降りてきて、車道に出ようかというときに、不思議な乗り物が通っていきました。バタバタとバイクのような音がするのに自転車のようにのっている人は乗り物のペダルを漕いでいました。夫は、興奮気味に「バタバタだ!」。???なんでもHONDAの創業者である本田宗一郎が最初に作った電動機付き自転車で、原付の前進のようなものらしいです。エンジンの付いた自転車。なるほど、バイクのような音がしてペダルを漕いでいたというのはまさにそういうことかと思いました。でも、今売られているはずもなく、のっている人が作ったのかなと話していました。しばらく歩いていくと偶然にもその乗り物「バタバタ」を引いて坂道を上がってくる人に会いました。夫は、たまらず声をかけお話を伺いました。
その方のおっしゃるには、本田宗一郎記念館でバタバタを見て、作ってみようと思われたそうです。黒いレトロな感じのするおしゃれな自転車にエンジンが付いていました。完成までには4年程かかり、今も2号機と3号機に交互に乗りながら調整をしてみえるのだそうです。そういった関連の仕事をしていらしゃるのかと思って伺うと、全くそうではなく趣味だとのこと。素敵だなと思いました。情熱をかけられる仕事もいいけど、それが趣味であるってもっとかっこいいなと思いました。
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