子どもっていいなと思います。ケンカしてもちょっと時間が立ったら仲直りができます。もちろん子供なりに心のなかでいろいろな葛藤があると思いますが、基本的にみんな素直で優しい。「ごめんね。」って謝らなくても、なんとなく仲直りすることもあるし、大人に促されて謝ることもあるけど、謝ったらもう仲直りしていることがほとんどです。またケンカすることもあるけど、また仲直りして、またケンカして、仲直りして。ずっとケンカしていることなんてほとんどないと思います。
でも大人は、そうもいかなくて、自分が悪かったと思っても自分からなかなか謝れないこともあるし、誰かが間に立って取り持ってくれることもないので、ケンカすると仲直りするのが難しい。意地や見栄の張り合い、マウンティング。子供のように仲直りできたらみんなが気持ちよく暮らせるのにと思います。相手の非ばかり探して、相手にばかり望んで、思うようにならないと怒ってみても自分も嫌な気持ちになるし、相手も嫌な気持ちになります。なんにもいいことはありません。おとなになると笑わなくなるのだそうです。反対に、子供どもよく笑うのだそうです。いつまでもケンカしていないで、自分の気持ちに素直な子どもたちは、お互い相手を許して、今を生きて、今を楽しんでいるからなのかなと思います。
コメント