何気ない日常

日常

 一見退屈と思われる変わらない日々。本当はそれが一番幸せなことだなと思いました。

 身近な人が新型コロナウイルスに感染して、もしかしたら自分も感染しているかもと心配していたら、朝方なんだか熱っぽいような感じがして慌てました。熱を計ってみたら、3回計っても平熱でした。感染したのかもと思ったとき、家族のことや仕事のこといろいろなことで頭が一杯になりました。誰がいつ感染してもおかしくないと思っていたものの、実際具体的に想定してみるとそれは大変なことなのだなと思いました。着るものがどうだとか、どうでもいいことを考えていた自分がちょっとおかしく思えました。日々変わらず、平凡な毎日がとてもありがたいものなのだなと思います。家族がいて、仕事に出かけて、ご飯を作って、好きな本を読んで、買い物に出かけて…。今は、窮屈なりに自由ですが、家から出られないとなると、困ることがたくさん出てきます。軽症者や無症状者が多いとはいえ、自分がそうであるとも限りません。いつもどおりの生活ができていることを改めてありがたいことだなと思っています。

 読んでいる本に、大きな地震が起きて主人公の家族が家具に挟まれてしまったり、大切な人が血まみれになったり、という場面が出てきました。当たり前の日常はいとも簡単に壊されてしまう事があるのだと、主人公が思い知らされます。結局はとてもリアルな夢だったのですが…。現実においても、全くありえないことではありません。不幸になることをびくびくしながら、不安に包まれて生活したくはありませんが、今こうして生きていて家族や親しい人たちが元気に暮らせていることをしっかりと感謝していたいなと思います。

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