冬至で「運」を上げる?

日常

 冬至。一年で一番、昼が短く、夜が長い日です。ということは、明日からまた日一日と昼が長くなっていくということです。寒くはなるけど、昼が長くなると思うと少しだけ明るい気持ちになります。寒くて暗いのは、なんだか寂しいです。3月の春分の日には、昼と夜の長さが同じになります。春を分ける日。いい響きだなと思います。

 今日は、冬至なのでかぼちゃを食べました。お風呂には、柚子を浮かべました。準備した柚子は、小ぶりで、黄色。香りを期待したのですが、あまり香りがしませんでした。大きなもののほうが強い香りがするのでしょうか。調べてみると、木頭(きとう)柚子という柚子の種類が香りが高いということでした。高級料亭で使用される種類のようなので、お風呂に入れるのは贅沢かも。四国、徳島県那賀町木頭地区で栽培されていて、オンラインショップで1キロ1080円で販売されていました。一度、木頭柚子の入ったお風呂に入ってみたいものです。

 他にも冬至には、小豆を食べたり、「ん」の付く食べ物を食べる地域もあるそうです。小豆の赤い色が邪気を払うとされていてお米と一緒に炊いた小豆粥を冬至の朝に食べる習慣があるそうです。「ん」が付く食べ物を食べるのは、「運」をあげるため。南京(南京・かぼちゃ)には、「ん」が2つも入っているので縁起が良いのだそうです。他に、きんかん、ぎんなん、れんこん、にんじん、かんてん、うんどん(うどん)があり、これら七つを「冬至の七種(七種)」と言うそうです。日本人って、語呂合わせが好きなのだなと思いました。

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