「南中ソーラン」。ソーラン節の動画を探しているとでてきたこの言葉。どんな意味かわからないけど、動きが大きくて活動的な感じがしたので、この「南中ソーラン」を体育の授業でやってみることにしました。動画は、若い男の人がダンスの練習をするときに使うような全身が映る鏡の前で踊っているものです。歌も歯切れがよく、力強くて気分が高揚します。
動画を見ながらクラスの子たちと踊ってみました。数回見て覚えられるほど簡単な振り付けではありませんが、繰り返しの動きもあります。動画を見てなんとなく真似て踊るを数回繰り返しました。踊りかたによってはかなり体力を消耗します。クラスを2つに分けて休憩しながら練習しました。コロナの対策で、歌ったり、大きな声を出すことができませんが、「ソーラン、ソーラン」「ハイ、ハイ」など、ついつい声が漏れてしまう子もいました。大きな声で掛け声をかけながらみんなで踊れたら楽しいだろうなと思います。
ソーラン節なのにどうして「南中ソーラン」というのか?やっと調べてみました。そもそもソーラン節は、北海道の民謡で、ニシン漁のときに歌われていた鰊場作業唄(にしんばさぎょううた)の一節が分化して、変化したものだそうです。「ソーラン ソーラン」の囃し言葉から「ソーラン節」と言われるようなったそうです。「南中ソーラン」は、北海道の稚内市立稚内南中学校の先生と生徒が考案したことが名前の由来で、ソーラン節をアップテンポにアレンジしたものなのだそうです。踊りの途中で足を踏み鳴らしたり、手を高く突き上げたり、力強くて元気が出てくる踊りだなと思っていましたが、中学校で考えられたと聞くと、納得です。
まだまだ、踊っている雰囲気だけで、踊りになっていませんが、これから練習して、迫力があって皆の気もちが一つになるようなソーラン節になっていくといいなと思います。
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