夏の大三角

　夏の大三角形。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの星を結ぶと大きな三角形になる。ベガとアルタイルは、七夕に出てくる織姫と彦星。旧暦の七夕は、8月上旬で、晴れる日も多くよく見えるようですが、今の暦では、梅雨にあたってしまうため、よく見えません。せっかく一年に一度会える貴重な機会であるのに、雨で会えないってとても残念です。七夕にこだわらなければ、9月には天頂付近に天の川も見ることができるようです。

　以前御岳にキャンプに行きました。夏の暑い時期でしたが、御岳のキャンプ場は凉しく、日中の川遊びでは、水が冷た過ぎて、ずっとは入っていられないほどでした。夜は、周りに建物もなく、真っ暗。空を見上げれば、満天の星でした。空のどこもかしこも星だらけ。こんなに星があったんだと、心底驚きました。普段は、街の明かりで、よく見えないだけで、本当は、たくさんの星たちが、空で光っていることを知りました。

　無数の小さな、光の弱い星たちを見ながら、あるけど見えないものがあるんだなと感じた瞬間した。