「どうしたの?」
子どもがなにか失敗したり、わるいことをしているんじゃないの?と思ったときには、「どうしたの?」と聞くようにしています。自分の思い込みで、叱ってしまっていたことがあるかもと、思ったことがあったからです。その時は、たまたま叱りそうになったのをぐっとこらえて、「どうしたの?」と聞いたのです。すると予想外の答えが返ってきました。子どもには子供の理由があって、それも決して悪いことではなく、ましてや叱るようなことではなかったのです。それから、私は必ず「おやっ?」と思ったときには、「どうしたの?」と聞くようにしています。答えを聞いてみるとほとんど、叱るようなことではありません。子どもなので、上手く説明できなかったり、大人に決めつけられて話せなかったりすることが多いのだろうなと思いました。
理由は他愛のない、悪気のないものだったり、案外優しい気持ちからだったり良かれと思ってやっていることが多いのです。それに気づくまでに何度も叱っていた私は、たくさん子どもにたちに悲しい思いをさせてしまったなと思います。子どもにも、理由があるとわかってから、本当に叱ったり怒ったりすることが減りました。中には、子どもらしくて内心、ぷっ。と、笑ってしまうような理由だったり、愛おしくなってしまうような可愛らしい理由だったりします。
「何やってるの!」って怒る前に「どうしたの?」って聞くと、子どもも安心して思っていることを話せるようです。
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