心の庭を手入れする

生き方・考え方

 自分の心の庭に、良い種を植えて育てる。手入れをする。雑草が生えれば抜く。いつもきれいな状態にしておく。とても心に残った話です。手入れを怠れば、すぐに雑草が大きく育って、庭が荒れてしまう。よく有りたいと思って、良い種を蒔きたいと思っていますが、種を蒔いてもいつの間にかそこから心が離れてしまっていることがあります。顧みないうちに雑草が生え、美しくない庭になってしまっていました。とてもわかり易い例えだなと思いました。絶えず、手入れをし続ける必要があるのだと分かりました。

 この話を知ったのは、最近読んだ本です。「AS A MAN THINKETH」James Allen (Translated by Sakan Yanagidaira)田畑書店   

 他にも、この本の中に自分の中でしっくり来た話がありました。今まで読んできた自己啓発本の中によく書かれていたのですが、「自分のレベルが上がると次の試練が来る。」軟弱者の私は、せっかく試練を乗り越えてもどんどん難しい試練がやってくるなんて、無理だよーと思っていました。でもこの本には、色々な環境で試されるというように書かれていました。良くなっていると思っている自分は本当に良くなっているのか、いろんな状況、環境に直面することで分かる。いろいろな方法で試されるのだと、解釈しました。どんどんレベルが上っていくのはかなわないけど、本物かどうか、試されていると言うなら、頑張れる気がしました。そして、実際にそんな感覚は理解できます。

 常によりよく生きたいと漠然と思っていても、願わないことはかなわない。理想がなければその姿に到達することはできない。より良い姿になることを願って、理想を持って生きていきたいと改めて思わせてくれた1冊でした。

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