起業　

有機・無農薬野菜

　お世話になっている方の娘さんが、有機栽培、無農薬、化学肥料・除草剤不使用で野菜を作って売るそうです。まだ２０代のきれいな方です。今まで食べていた野菜にたくさんの農薬が使われていることを知り、体にやさしい野菜を作ろうと思い立ったそうです。調べて、考えて、行動に移す実行力に感心してしまいます。早速、キャベツを一つ分けていただきました。食べるのが楽しみです。

循環

　いろいろな種類の野菜をつくるために、たくさんの畑が必要だそうで、数名の方に声をかけて畑を借りているそうです。また、肥料とするために、落ち葉を集めたりもしているそうで、ますます環境にいいなと思いました。落ち葉を集めて、ゴミ処理場で燃やせばお金がかかります。堆肥にすることで、ゴミは減り、野菜の肥料として役立ちます。

農家の人の食べる野菜

　農家の方は、出荷用とは別に自分の家で食べるようの野菜を作っていらっしゃると聞いたことがあります。出荷用は、見栄えを良くするために農薬を何度も使い、虫がつかないようにしますが、自宅用は、多少虫がつくことを厭わず農薬を使わないものを食べるのだそうです。確かにお店に虫がついていたり、虫が食べた穴が空いていたりする野菜ときれいな野菜が売っていたら、きれいな野菜を選んでしまいそうです。本当は、虫も食べないようなものは安全でない、虫が食べたくなるようなものは美味しいはずなのですが。

安全か値段か

　手間がかかる分、有機栽培や無農薬のものはそうでないものに比べてお値段が高めです。それでも体に入れるものだということを考えればできるだけ安全なものを選びたいと思います。