野菜がメインのメニューを提案して、選ばれたら給食に出る、という校内の企画。クラスの一人ひとりにアイデアを募りました。給食では生野菜を出さないので、和え物か、スープ、もしくはシチューくらいかなと思っていましたが、子どもたちは頭が柔らかい!ラーメンはどうか、とか、ご飯にのせるものはどうか、とか。野菜がたっぷり入っているならいいのではないかと伝えると、他にもベジタブルカレーとか、ハンバーガーとかいろいろ出てきました。考えている間みんな楽しそうで、良い時間でした。酢の物にして、ごま油を足して、なんていう具体的な味付けまで考えている子もいました。もしかしたら家でお母さんが作ってくれている料理なのかもしれません。
給食で多い残滓は、野菜。野菜が好きな子もいますが、嫌いな子のほうが断然多いように感じます。栄養教諭の先生たちも、いろいろと工夫をこらしてメニューや味付けを考えてくれているのですが・・・。最近では、子どもが嫌いなものは食卓に出さないという家もあって、給食で残さず食べましょう、というのはなかなか難しいなと思います。それでも、素直な子どもたちは、半分だけ、とか一口だけとかがんばって食べています。
無理やり食べさせるものではないのでしょうが、生産者の人、運んでくれる人、調理してくれる人、沢山の人の手によって食べることのできる給食。感謝の気持ちを持ってできれば残さず食べられるといいなと思います。
提案できるレシピは、クラスで一つ。どうやって決めようか、どのレシピが選ばれるのか選ぶのか、ワクワクします。そして我がクラスの出したレシピが給食で採用されたらみんな喜ぶだろうな、その日は、残さず食べられるかなと、想像すると顔がほころびます。
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