咳止め

民間療法

 子供の頃は、体が弱く、よく風邪を引いて熱を出していました。小児喘息で、咳が出ると止まらず、呼吸が苦しかったです。息ができないと思える状態です。今は、吸入器など自宅でも使えるようですが、私が子供の頃は無く、苦しい思いをしていました。そんなとき、母がしてくれたのが喉に巻く湿布です。

 おとなになってから、テレビ番組などで、知った方法は焼いた梅干しやネギなどを首に巻く方法ですが、わたしの実家では、塩でした。

 ガーゼなどの綿のハンカチを角が上下になるように起き、その中央に塩を多めに置きます。くるくると巻いて細長くし、塩のあるところを水で湿らせ、それを首に巻きます。塩で冷やされるのが良いのか、咳がおさまります。

 日本酒でハンカチを湿らせて首に巻くというのも聞いたことがありますが、子どもだったせいか塩でした。

 今は、内科でもらう気管支拡張剤のテープが頼りです。貼って寝ると咳がおさまり、よく眠れます。と言っても子供の頃に比べると、風邪を引くことも減りました。自分が母にしてもらったように、子どもたちが咳をしていると、夜中でも目が覚めるので、ハンカチに塩をまいて首に巻きに行きます。子供の咳が収まると、ホッとして自分も眠りに着くことができます。

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