お店でぐずる子ども、怒るお母さん(その1)
試着室で試着をしていたら、隣?の試着室からお母さんの子どもを叱る声が聞こえてきました。「だめって言ったのになんでやるの?だから怒られるんだよ。置いていくからね。」そしてその後に子どもの大きな泣き声が・・・。その子が、何をしたのかはわかりません。それから2、3度「置いていくから」というお母さんの声が聞こえ、私が試着室を出たあとに、お母さんが出てきて、更に「置いていくからね。」。でも、置いていくはずはないですよね。試着室の入り口で待っていました。
本当に子どもを置いていった!お父さん(その2)
何で見たのか忘れてしまいましたが、本当に置いていったお父さんがいました。デパートかスーパーか買い物に行ったお折に、何か買ってほしいとぐずったら、お父さんに置いていかれたそうです。「置いていくぞ。」と言われて、本当に置いていかれたと。さすがに、後からお母さんといっしょに迎えに来てくれたらしいですが。
本当に実行する覚悟があるか
「置いていく。」と言ったら、親の方に本当に置いていく覚悟がないといけないと思います。子どもは学習します。「置いていく」と言われたけど、大声で泣いたら置いていかれなかった。「置いていく」と言われたら、大きな声を出して泣けば置いていかれないということを学習します。その2のお父さんは、本当に置いていったので、次は、子どもは同じ理由でぐずることはないと思います。ぐずって泣いても自分の思うような結果にならないことを学習したからです。一方その1のお母さんの子どもは、泣けばお母さんにだめだということをして怒られても、結局は置いていかれないし許してもらえると学習したので、また、同じようなことがあったときには泣くということも考えられます。
本当にやることを覚悟で、子どもに話す
本当に実行する覚悟がなければ、「置いていく」とか、「許さない」とか言わないほうが良いと思います。子どもが何故泣いているかといえば、お母さん(お父さん)が怒っているけどどうしたらよいかわからないからだと思われます。だとしたらどうすれば許してもらえるのかを教えればいいんです。その1のお母さんなんら、「お母さんはそれをしちゃだめだと言ったよね。それはしてはいけないことなんだよ。謝りなさい。もうしないと約束しなさい。」声を荒げる必要もないと思います。できれば、なぜいけないのかも説明すると、次に同じことはしないと思います。怒ってしまうと、怒られてるから謝るということになってしまいます。
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