卵の白身と黄身。私は、黄身の方が好き。だと思っていた。でも、本当はそうではなかった。白身と一緒に食べる黄身が好きだった。白身だけだと味があまりしないし、黄身だけでも美味しくない。白身と一緒に食べる黄身が好き。比べるものがあるから、どちらのほうがいいとか好きとかになるけれど、それ一つだけではわからないのかもしれない。光があるから暗いと感じるし、暗いところで光を見れば明るいと感じる。そういう対極のもので成り立っていることって案外たくさんあるのかなと思った。比べることが必ずしもいいことばかりではないけれど、比べることでわかることもたくさんあるということだろうか。
目玉焼きにソースをかける派か、醤油をかける派か。私は今は醤油をかける派。でも子供の頃は、ソースをかける派だった。そんな話をしていたら、ケチャップをかけるという人や塩をかけるという人、塩コショウをかけるという人もいた。ソースか醤油だと思っていたのに、その他という選択肢もあったのには驚いた。自分がいいと思っていたり、自分がしていることを、なんとなく他のみんなも同じなのではないかと無意識に思ってしまっている。自分が正しいと簡単に思い込まず、色々な考えの人や好みがあることを心得ていないといけないなと感じている。
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