月のカレンダー

 職場に月のカレンダーを掛けています。カレンダーの日にちのところにその日の月の形の絵が描かれています。可愛い顔になっています。満月からだんだん月が欠けていき、また膨らんで満月になリます。過去の統計をもとに雲がかかっていたり、かかっていなかったりします。「○日が満月なんだな。」とか、「今日は新月なんだな。」とか思いながらカレンダーを見ます。家へ帰る途中、西へ沈んでいく月を見てカレンダーと同じ形だなと思ってみたり、家について玄関から家に入るときに東の空から上るつきを見たり。カレンダーを掛けてから、月を身近に感じられるようになりました。

月のあるなし

 月のある夜は、夜空が明るくて気持ちも晴れます。特に満月の日は、本当に夜空が明るい。じーっと見て、ああ、やっぱりうさぎがお餅をついているように見えるなあ、と思います。他の国では、女の人の顔に見えたり、蟹がいるように見えたりするそうです。

 月があっても細い日や月のない晩は、空が暗くて星がきれいに見えます。ずっと見ていると空に吸い込まれるような気分になります。この空のずっと先はどうなっているのかなとか、ブラックホールの話を思い出したりして、日中あったいろいろな出来事もちっぽけなことに感じます。

心穏やかに

 月を見ていると、心が穏やかになります。お寺や神社に行って手を合わせているのと似た感じがします。自然と呼吸もゆっくりになって、リラックスしています。夜寝る前に、外へは出ていけないけどカーテンの隙間から月を見て、ふっと一息ついて眠りにつくのもいいなあと思います。

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